致芳ふるさとめぐり - 成田(なりた)

旧佐々木家の繁栄により、米沢藩上杉家との交流や舟運によって京都との往来も盛んに行われ、文化が発展した地区でもあります。また、近年では、国の登録有形文化財の指定された「羽前成田駅」に訪れる観光客の姿も見受けられます。裏道や水路もあり、街歩きにおススメです。

2021年撮影、稲荷神社の写真

現在の写真


鈴木平左衛門が天明9年(1789年)京都の、本宮正官羽倉摂津守から正一位稲荷大明神建立の許可証を受けて、成田薬師町(現北東地区)に建てたものです。

今もその安鎮証が平左衛門家に残っています。お堂や大きな鳥居は高畠石で造られています。この石は高畠からどのようにして運んだものなのか謎でしたが、その当時は最上川がお稲荷様のそばまで川巾があり舟で運んだものではないかと考えられます。

お稲荷様は養蚕の神様と伝えられ毎年初午には旗をたててお祭りが行われ、蚕衆(養蚕をしている人々)が赤飯を供えてお参りしていました。


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