阿弥陀堂 現在の写真 白兎の県道西、大沢沿いの山道の側に9尺4面(約7.2㎡)の古い阿弥陀堂があります。 格子の上に、わに口が下り、穴開き石が沢山下がっています。須弥壇の厨子の中に黒く焼けた80cm位の阿弥陀仏像が祀ってあり、ほかに数体の石像や木像が並んでいます。2枚の絵馬があり、武士の出陣のような絵が描いてあります。堂の右に虚空蔵菩薩供養塔があります。 全龍院と茂七家が中心になって、山際半在家組が行ってきた地蔵講の記録が、天明(1780年代)から今日まで8冊の帳面に残されています。