致芳ふるさとめぐり - 白兎(しろうさぎ)

白兎(しろうさぎ)の地名は、日本で唯一の地名と言われ、12年に1度の兎年には、地区をあげて盛大に記念行事が行われます。西にそびえる葉山は、古より信仰の山として崇拝されています。山頂に祀られている葉山神社本宮は、概ね20年に1度建て替えが行われ、精神文化が次世代に受け継がれます。また、葉山森林公園は、キャンプ場としても人気を呼んでいます。

2021年撮影、白兎駅の写真

現在の写真


全国では白兎(はくと)と呼ぶところがいくつかあるといわれていますが白兎(しろうさぎ)というのは外にないそうです。そこで1987年、長井郵便局と郵趣会で干支の卯(うさぎ)にちなんで葉山神社の白兎ミニ絵馬を作ったところ、たいそう評判になりました。白兎地区ではこれをきっかけにして活発な地域おこしの活動が始まりました。

その一つとして羽前成田駅と蚕桑駅の中間に白兎駅をつくり、地区民の交通の便をはかるという運動を起こしました。市当局やフラワー長井線山形鉄道株式会社に働きかけ、その外地区民一体の熱心な活動がみのって平成元年12月、白兎駅が現在の場所に落成開業しました。


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