素人演劇集団「にわが座」
にわが座は、平成9年、公民館建設10周年を祝して演劇を披露しようと地元の有志でつくられました。
平成10年には、地区を東西に分断する最上川の舟着き場での人間模様を描いた「渡し物語」。平成20年には、昭和30年代の集団就職を題材とした「東京トンダ」。平成25年には、江戸時代初期、堰作りで苦労する主人のために難工事箇所の身を投げ人柱となった少女おせきの優しさや人と人の絆の強さを描いた「おせきの物語」。
平成30年には、明治時代の村役場焼き討ち事件を基にした脚本で、「致芳」の地名の由来にも関連する内容で、激動の時代を生き抜いた当時の住民の苦労やエネルギーを表現した「和して芳しきを致せ!」を披露してきました。地元に伝わる伝説や逸話を題材にし、再現することで、地域の歴史を学びそして次世代に伝える機会として、地域住民から愛されています。