致芳ふるさとめぐり - 森(もり)

森地区には、かつて鉱山があり大変栄えました。また、地区内には、慶応8年に白鷹の沼澤伊勢と新野和泉によって開削された諏訪堰が流れ、田畑を潤しています。 また、森観音堂は、置賜三十三観音の第三十二番札所でもあり、市内外から参拝者が訪れます。さらに鎮守の津島神社に伝わる黒獅子舞は優雅な舞で、「ながい黒獅子まつり」にも参加し人気があります。

2021年撮影、阿弥陀堂の写真

現在の写真


昭和30年 阿弥陀堂の様子

昭和30年 阿弥陀堂の様子


阿弥陀如来の信仰は平安時代の後期から急速に広がり、お地蔵さま、観音さまについで阿弥陀さまの像が作られました。

しかしこのあたりで阿弥陀信仰が広まったのは江戸時代中期以降と考えられています。

森の阿弥陀堂は元禄11年(1698年)当時稲田屋という屋号で商売をして栄えた平善次郎が越後の仏師が作った木像を納めたものです。一間(約1.8m)四方の小さなお堂ですが越後から宮大工を呼び寄せて建てたといわれる貴重な建物です。


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