致芳ふるさとめぐり - 森(もり)

森地区には、かつて鉱山があり大変栄えました。また、地区内には、慶応8年に白鷹の沼澤伊勢と新野和泉によって開削された諏訪堰が流れ、田畑を潤しています。 また、森観音堂は、置賜三十三観音の第三十二番札所でもあり、市内外から参拝者が訪れます。さらに鎮守の津島神社に伝わる黒獅子舞は優雅な舞で、「ながい黒獅子まつり」にも参加し人気があります。

2021年撮影、稲荷神社の写真

現在の写真


森鉱山跡の南に鳥居が建てられ奥に石造りの堂があります。

これはお稲荷様を祀ったもので松木兵右衛門家が養蚕の神様と、屋敷の守り神として建てたものです。いつの時代に建てられたのか分かりませんが、鳥居には大正5年10月、三代目兵弥と刻まれています。

その後、国道の自動車等の交通量が多くなり、交通安全協会の役員でもあったことから、交通安全を祈願するようになりました。昔は若衆でにぎやかなお祭りでした。


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