致芳ふるさとめぐり - 森(もり)

森地区には、かつて鉱山があり大変栄えました。また、地区内には、慶応8年に白鷹の沼澤伊勢と新野和泉によって開削された諏訪堰が流れ、田畑を潤しています。 また、森観音堂は、置賜三十三観音の第三十二番札所でもあり、市内外から参拝者が訪れます。さらに鎮守の津島神社に伝わる黒獅子舞は優雅な舞で、「ながい黒獅子まつり」にも参加し人気があります。

2021年撮影、塔の上の石塔の写真

現在の写真


昭和30年 塔の上の石塔の様子

昭和30年 塔の上の石塔の様子


森の塔の上というところの三段に重ねられた石の塔があります。石塔の下には鎧(よろい)が埋められているともいわれています。

ここから成田の塔様と一直線に川原沢の黒附土壇があり山岳信仰とのつながりかともいわれています。


小口家の話によると、塔は畑の真ん中にあったので家の前の庭園に移そうと考え大人数人でようやくひきずり移動したところ、数日して、ひいおばあちゃんが原因不明の頭痛が続きました。

わか殿に拝んでもらったところ、「塔を移したな」と当てられました。

早速家に帰りそのことを話すと、おじいちゃんが一人で元の所に戻してくれました。

数人で移動した石が、おじいちゃん一人で戻せたのは移るのが嫌だったのではないでしょうか。

もちろん、ひいおばあちゃんは全快したということです。


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