塔の上の石塔
森の塔の上というところの三段に重ねられた石の塔があります。石塔の下には鎧(よろい)が埋められているともいわれています。
ここから成田の塔様と一直線に川原沢の黒附土壇があり山岳信仰とのつながりかともいわれています。
小口家の話によると、塔は畑の真ん中にあったので家の前の庭園に移そうと考え大人数人でようやくひきずり移動したところ、数日して、ひいおばあちゃんが原因不明の頭痛が続きました。
わか殿に拝んでもらったところ、「塔を移したな」と当てられました。
早速家に帰りそのことを話すと、おじいちゃんが一人で元の所に戻してくれました。
数人で移動した石が、おじいちゃん一人で戻せたのは移るのが嫌だったのではないでしょうか。
もちろん、ひいおばあちゃんは全快したということです。