蛇塚熊野神社 現在の写真 蛇塚にある「おくまん様」です。いつのころから祀られているのかわかりませんが、五十川村は蛇塚から開けたともいわれ、東館、蛇塚、酒町、宮内、一円の氏神でした。氏子が15戸ともいわれ村一番古い神様ともいわれています。 境内に榎の大木があり目通り7、8人で抱き合うほどで天をつく高さ、境内地は草も生えず雨も降らずといわれました。それに藤づるが絡み見事な花を咲かせ、秋には藤の実がカラカラとなる雄大な姿は近郷稀に見る神木で、樹齢は千年以上といわれていました。また4m上の枝が折れこの枝で、臼を数個作ったともいわれています。明治32年の台風で倒されました。今のお堂は昭和15年再建されたものです。