鼠原稲荷神社 現在の写真 鼠原の東南、古川端にあったのが2度移転して現在のところに建てられました。 天保7年(1836年)と書いてある板札があって、それ以後屋根や鳥居、お堂を修理したときのお札が昭和46年までのものがたくさん残されています。またその外神社に関しての細かい記録がたくさんあり、この地域でお稲荷様を大切に守ってきたことがわかります。 例えば大般若経会(だいはんにゃきょうえ)というお祭りの記録は明治3年のものから残っていて、明治20年には総経費1円40銭8厘でお祭りをしていることなど興味深いものがみられます。このように細かい記録が残っている例はあまりないそうです。