致芳ふるさとめぐり - 西五十川(にしいかがわ)

致芳小学校や致芳コミュニティセンターやレインボープランなど公共的な施設があり、致芳地区の中心地でもあります。名門平吹家関連の史跡や、上杉鷹山公が養蚕を奨励するために苗木を与えたものの1つと伝わる「大桑の木」も現存しています。また、主に蘊安(うんなん)神社で披露される「五十川獅子踊(いかがわししおどり)」は、長井市無形民俗文化財に指定されています。

2021年撮影、山の神・虚空蔵尊の写真

現在の写真


虚空蔵様は大変古いものでいつ建てられたものか、どうしてここに祀ったものかわかりません。

以前は、古峯講中の建てた、古峯塔(神堂所)もあり毎年栃木県の古峯神社に代表が参拝しお礼をこの塔に納めていました。山の神の歴史も相当古いものといわれています。古い寄付帳を見ますと、五十川一円から寄付があり五十川村中の信仰のあった神様です。

伝説によりますと、昔は岡中の東に建てられたのですが、最上川の大洪水でお堂が流される心配があるため、300年程前に今の虚空蔵様の境内に移されたといいます。虚空蔵様のご神体は正寿院に安置されています。

お祭りの3月17日には寺から御神体がお堂に移されお坊さんのお経や子ども達の獅子舞があり、店なども出て大変にぎやかでした。


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