「致芳橋」架橋促進夏まつり大会・「渡し船」乗船体験
致芳地区の最大の悲願は、「致芳橋」の架橋です。最上川によって地区が2つに分断されていることから、1日も早く東西をつなぐ夢の架け橋の完成を実現したいものです。
毎年、夏の風物詩として、「致芳橋」架橋促進夏まつり大会を開催しています。各地区ごと趣向を凝らして製作した田楽提灯に火を灯しながら、総勢約600人の踊り子が輪を成します。参加者は、「致芳橋」の早期実現の夢を抱きながら、伝統の「置賜盆踊り」や「花笠踊り」、「長井踊り」の曲目を踊ります。
大会の中盤には、スターマインの花火が夜空に咲くと、会場の熱気と興奮は最高潮に達します。近年好評を得ているのが「致芳の逸品」が当たる大抽選会も魅力の1つです。
平成27年度から新しいイベントとして人気なのが「渡し船乗船体験」です。「渡し船」はかつて、最上川を隔てた東西をつなぐ唯一の交通手段として昭和43年まで152年間に渡り運航していました。その当時の様子を再現し、先人の苦労と思いに触れようということで、平成27年に約半年ぶりに復活を遂げ、毎年1日限定で運航しています。